ろまんくらぶ「仮面の天使」62

「これ、教授が姉ちゃんのために借りたマンションの鍵。引越しオッケーだって、どうぞ連れて帰ってくださいって」

「え?」

「ただの人だったよ。後悔の念で苦しんじゃって」

「、、、」

「姉ちゃんとはほとんど関係してないってさ」

「、、、」

「安心した?今そういう顔してた」

「じゃ、あの男は?」

「ああ、彼等はホント半分はボディガードみたい」

「でも1人馴れ馴れしいのがいた気がするけど」

「それもボディガードみたいだけどね」

「そうなんだ」

「安心した?」

「まあね。でもお酒がすごいから」

「その事は教授は知らないみたい。姉の自由にさせてたみたいだから」

「そっか」

「今日これからマンションへ行くから。教授が管理人に電話してくれた」

「何て?」

「管理人には姉は教授の姪っ子だって言ってあるみたい。で、友達ができて引っ越しの手伝いに来るとか何とか」

「なるほど」

「だからこれから行けば色々とわかるでしょ?」

「分かった」

「じゃあ、コーヒー飲んだら行こう」

「オッケー」

喫茶店で2人は一休みすると茉莉のマンションへ向かう。外観から見ると何だかスゴイ建物だった。

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