ろまんくらぶ「仮面の天使」28
「俺?俺は今ドラマってーか演技やってるけど、あとはバイトかなあ」 健は修二をそんなに嫌なやつではないと感じる。 「ちょっとさ、俺と来てくんない?」 「あ、でも俺、もしあんたと会ってこんな話してたこと亜紀にバレるとめっちゃやばいから」 「いいから。そうならない方法があるから」 健は修二をスタジオへ案内する。 「君さ、ドラマとか書ける?」 「俺?あ、まあ、基礎は習得してあるから少しなら」 「今どのくらい反響あるのかな。というか人気ある?」 「う〜んとまあぼちぼちかな。アングラだから。若い奴には結構気に入られているけど生々しくっていいって」 話を聞いて健は考え込む。 亜紀は健と修二が一緒にスタジオに入ってきたので仰天する。健は彼女に向かって冷たく強い口調で言い放つ。 「バレてるよ、全部」