ろまんくらぶ「仮面の天使」24

「で?結婚できそう?」

「う〜ん。まあね。でもこの人いつも忙しくて、ちょっと退屈」

「え〜?暇な時に、元カレと遊んでいればいいんじゃない?ばれっこないよ」

「まあね。そうだけど」

「でもさ、その茉莉って女どうなったの?」

「アレ?あの女、私の作戦にまんまと引っかかっちゃって、ホント、見せたかった。やっぱ、おっとりした箱入り娘だから」

「へ〜。でさ、あんたのその男、あんたのこと信じてるの?マジで」

「私?うん。すんげ、信用されちゃってさ。私大人だってさ。んで、君は優しい、とか言うの。ばっかみたい」

「いいな〜、結構いい男なんでしょ?」

「まあねえ。あ、オトートいるよ。紹介しよっか?」

「え〜紹介してよ。そいつ、マスコミ?」

「それがさあ、テレビ局勤めだってさ、ばっちし」

「え?まじ?やったあ」

亜紀は、でも肘で思わず外部に繋がるマイクのスイッチを押したのには気づかなかい。健は飲み物などを買って外から戻ってきていた。亜紀の電話の声が外へ漏れていた。

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